アスレティックトレーナーが教える【怪我を繰り返すアスリート】にありがちな、間違った考え方ベスト3!!

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何回も怪我を繰り返してしまうアスリートって、周りにいませんか?

レクリエーションでやっている人ではなくね。

僕的なアスリートの定義しおくと、

最低週4日2時間以上を特定のスポーツの練習に費やしている人をアスリートと定義します。

それ以下はレクリエーションレベルと定義とさせてください。

線引き難しいのでね。(それを議論するつもりはないのであしからず

もうアスリートをサポートしてきて、10年以上経過すると

怪我を繰り返す人の特徴ってわかってくるんですよね。

身体面ではなく、思考面で。

ま、あこれは体に対する知識的な面の不足もかなり関連していますが。

 

①痛みがない=治ったと思っている。

怪我をすると、まず一番嫌なのが、「痛い」ということですよね。

この痛みは、怪我がどの程度治っているか?

ということを知るには非常に重要な指標なんです。

ただ、痛みない=治った!ということではないんですよ。

組織の修復は起こっているかもしれませんが、

筋量や筋力、筋が収縮するタイミングなどコントロールできない状態になっているんですね。

 

まぁ、簡単にいうと怪我した部分は痛みはなくなってるんですけど、弱くなってるし、使えなくなってる。

ってことですね。

この状態で復帰しちゃうと、どうなるかわかりますよね?

 

②復帰してからすぐにフル活動して、結果を求める

怪我をしてしまうと、怪我をした部位はもちろん身体全体の機能、そして、競技のスキルも低下してます。

試合に出るならば試合感といったものも低下しています。

怪我を繰り返す選手は、復帰直後に、フル活動してしまう、そして試合では最高の結果を求めすぎる。

大事なことかもしれませんが、この段階で再発してしまうと、精神的にもかなり落ち込みます、そしてまた焦りのループに入ります。

まずは、無事復帰したこと喜び、再発しないことが最高のパフォーマンスだと考えましょう。

結果を求め、能力以上のことを出そうとすることが一番危険なんですね。

 

③メンタルの上下が大きい

怪我を繰り返す選手に多いのは、メンタルの上下が非常に大きいんです。

怪我をすれば落ち込み、行動求める、

立ち直ってリハビリを前向きに取り組むまでに時間がかかる、

復帰が近づくと、ものすごく明るくなる、そして、オーバートレーニングになることもしばしば。

他が制止しているのに、必要以上に頑張る。やりすぎ。

このメンタルの上下を安定させていかなければ、怪我を繰り返します。

メンタルと共に行動も安定しないので。

 

まとめ

怪我を繰り返す選手はしっかりとそれに対する知識をつけましょう。

そして、目の前の怪我ではなく、長期的な視野を持って怪我と向き合うこと。

これができなければ、怪我は繰り返される。

 

 

ほなの。

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