【ダメな指導者】は自分の個性を出したがる、【優れた指導者】は選手の個性を引き伸ばす。

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【独断と偏見、そして現時点の思想】

※ パーソナルトレーニング&整体スタジオ Linkag

トレーナーとして10年(これすげー自慢してるけど、結構いる。笑)以上、スポーツの現場で様々な指導者を見てきました。

その中で、ダメな指導者、優れた指導者の違いについて、現時点での見解を話します。

あ、書いているんですけど、↓この本↓に話すように書くと伝わりやすいって書いてたので、意識だけでも実践。

話が逸れてすんません。

もちろん、これは監督やコーチだけでなく、トレーナーも当てはまります。

人に何かを教える人=指導者という観点で聞いてください。

そして、未熟者が勝手に吠えますので。

『どこぞの野良犬が吠えている。誰か餌やれよ。』

くらいの気持ちで聞いてくださいよ。

※ いまどき、野良犬がいるかどうかという議論はしないでください。

【ダメな指導者は自分の個性を出したがる】

僕もこれに陥りがちなんですよね。。

自分の個性を出す事で、選手にインパクトを与えることも大事かもしれないけど。

指導者とは、導くことが大事なのに、自分の個性が”先”に来ちゃったら、それは導者”になっちゃってる。

これはリーダーと、キャプテンとか選手内がやればいいんですよ。

そういう特性を持つ人を見つけて

指”し示して導”者”見つけるのが指導者だと。

あと選手の能力を最大限に引き出すためには、選手の個性(長所)を認め、それを活かして選手が活躍するように導くべきですよ。

 

でも、指導者が個性を出してはいけない!

って事ではなく、選手のこととか関係なく個性を出・し・た・が・る!

これが、ダメな指導者なのかなと。

【優れた指導者は選手の個性を引き出す】

選手の個性引き伸ばして能力やチーム力を高めるために、

考えに考え、行動して失敗しまくって、

気づいたら独自の指導になっている。

という状態がいいんじゃないですかね。

・短所を補うのではなく、短所を変化し長所に変える力。

・長所を気づかせてやれる力

・力を存分に発揮する場を作り出す力

これらを選手に気づかせること、いや、もっといえば、自ら気づき自ら動き出す選手を育てることが優れた指導者です。

 

【まとめ】

最後に昨日紹介した漫画「クロカン」で主将の浅井が選手宣誓のセリフを忘れ、とっさに自分の思いをぶちまけたセリフを紹介します。

 

何事も無償で与えられるのではなく

自らが代償を払って知識と技術を身につけ

一人の自立した成人として、社会で活躍するために

自分で選択し

自分で考え

自分で決断し

自分で行動する。

決してあきらめず、最後まで自信と勇気を持って、全力でプレーすることを誓います。

本編を読めば、この意味がもっと理解できますし、グッときます。

コーチ、トレーナーはもちろん

そんな職業ではない人でも、自分自身についてより深く考えるきっかけになります。

 

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