人生を立ち止まって考えることは決して遠回りではない。

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人生を立ち止まって何度でも考えてみていいと思います。

 

もう終わってしまいましたが。

 

今日は、最近見たドラマの中で、いちばん心に刺さったドラマを紹介します。

 

「ウチの夫は仕事ができない」

http://www.ntv.co.jp/shigotogadekinai/

錦戸亮さん主演のドラマ

 

最終回での子育てに奮闘する主人公のセリフがとても心に残りました。

 

特に仕事と家庭、仕事とプライベート、仕事と子育てに悩んでいる男性に見てもらいたいです。

 

 

以下、抜粋

『10年後には、ある程度の子育てが終わっていて、仕事に専念できる日々を送っていることでしょう。

だけど、その頃にはもう、僕たちの腕の中には、膝の上には、必死でシャツにしがみつきながらよじ登ってくる、小さなあの子は、いません。

どこまでもまとわりついてきて、やることなすこと全部邪魔してくる、小さなあの子は、いません。

仕事で外回りに出る暑い夏の日、ふと空を見上げた時、あの日の青空を思い出して、過ぎてしまった時間の愛おしさを知ることでしょう。

汗の匂い、

 

ミルクの匂い、

 

粉々になったクッキーのカス、

 

小さなぬいぐるみ、

 

泥だらけの靴下、

 

おしっこを失敗してしまったズボン、

 

カレーまみれのシャツ、「

 

パパー!」とあなたを探す声、

 

バタバタと走る足音、「

 

おかえりー」と響く声、廊下を横切る小さな姿。

 

それは、今の僕たちの、日常にあるものです。

だけど、その日常こそが、特別なんです。

一生のうちの、たかが数年間の出来事なんです。

その数年間に、

 

過行く今に、

 

数え切れないほどの愛おしさが、死ぬまで忘れられないほどの思い出が、沢山ちりばめられてる。

 

僕たちは、これから一生、どこにいても何があっても、子を想い、心配し、愛し続け、だけどこの腕の中で、膝の上で、「パパー」と見上げてくるあの子を、ギュッと抱きしめられる時間は、とても、とても短い。

 

私は思います。

 

仕事は大切です。

生きていくために必要です。

 

頑張らなければならない場面もあります。

 

男にとっては、自分の存在意義を感じられる場所かもしれません。

 

だけど、私たちは、親になって知ったはずです。

自分の命よりも大切な存在が、この世にあることを。

子供は未来に向かって羽ばたいていきます。

子を育てるということは、未来を育てるということなんです。

 

豊かな人生とは、どんな人生なのか。

たった一度しかない人生を、ちょっと立ち止まって、考えてみてもいいんじゃないかなぁ、と。』

以下、省略。

 

約12分に渡って、主人公が語りかけるシーンです。

 

仕事に忙殺されていると、仕事を頑張ること、仕事で評価されることが自分の存在意義であるかのように錯覚してしまうことがあります。

仕事だけでなく、家族、友人、地域社会、など自分が存在している事を知り、活動することも一つなのかなと考えています。

 

仕事に生きなくても、お金に繋がらなくても良い自分の場所、役割、やりたい事を見つけることも必要なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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