様々な分野であり得る事だと思いますが、
専門分野外の内容に対して、自信満々に論じてしまう人を見かけることがあります。
※ 神戸のとあるカフェにて iPhone 6s
例えば、スポーツの現場であるとすれば、
競技コーチが体力トレーニングについて語る、その逆も。
これは、あるあるだと思います。
筋トレは意味ない論から始まり、スクワットさえやっておけば良い、筋トレはとにかく体を大きくすることだけ考えろ…などなど
競技コーチは体力トレーニングついて選手に言及する必要はないのです。(取り組む姿勢については良いと思いますが)
そもそも、専門的な教育機関で専門的内容を学んだことがないのですから、経験論がほとんどです。
逆もまた然りです。
1トレーナーが、競技に対して自分の経験論や感覚で選手に練習方法を教えているようなもんです。
プロ野球選手の目の前で、草野球をやっているおっさんが子供に自信満々に野球を教えるようなもんです。
「俺の経験上こんな練習が良いと思う」とかなんとか言いながら。
かなり恥ずかしいことです。
トレーナーは「わきまえる」事を教えられている。
トレーナーになるための、国家資格はありませんが基本的にはほとんどのトレーナーが4年生大学もしくは専門学校で教育を受けています。
その中で、トレーナーは選手の健康管理や体力面のサポートをする存在であり、競技やスキルに関して意見を出すべきではないという事をかなり学びます。
領域を飛び越えていく事は、タブーとされています。
「わきまえる」という教育がされています。
もちろんスキルコーチがトレーナーの勉強をし、同等の知識レベルであれば別ですが。
競技コーチにお願いしたい事
トレーナーは、競技コーチに対してリスペクトを忘れずに接しています。
そして、最低でも200〜300万ほどのお金をかけて専門分野を学びます。しかも、これで、基本的な学習が終わり、その後も続きます。
それが良いとか悪いとかではありませんが、そこまでのお金と時間をかけて専門分野を学んでいるのですから、せめて競技コーチもそこを理解し、トレーナーの分野に関わる内容を自分の経験や感覚だけで選手に伝えるのは、やめた方が良いのではないでしょうか。
逆の立場になって考える力があればわかりますよね。
私の周りにそういった人はいないと思うので大丈夫ですが。
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