【将来性あり】30,000人をサポートしたアスレティックトレーナーが語る業界の将来性、収入、資格について

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はじめに

この記事は

・これからアスレティックトレーナーを目指すために高校卒業後の進路を考えている人。

・すでに専門学校に入っているが、アスレティックトレーナーとして働くにはどうすればいいかわからない

という人に向けて、現役のアスレティックトレーナーが自身の経験と活動をもとに書いた内容です。

 

 

 

アスレティックトレーナーとはどんな仕事?

私が10年前に取得したのは

①「日本体育協会公認アスレティックトレーナー」です。

おそらく日本でアスレティックトレーナーとしての資格の最も有名なものではないでしょうか。

他にも

②「ジャパン・アスレチック・トレーナー協会」

③「JATOジャパン・アスレティックトレーナーズ機構」

などがあります。

まぁ、これについて詳しくはネットでいくらでも出てきますのでそちらを。

 

で、私が考えるアスレティックトレーナーとはどんな仕事か?

『スポーツ現場に限らず、目標を持って頑張る人をサポートする仕事』です。

私は今まで

プロ、実業団、企業、大学、高校、中学など専属契約、スポット契約含めて10チーム以上のチームで仕事をしてきました。

そして、一般の方を含めて30,000人を超える人たちをアスレティックトレーナーとしてサポートしてきました。

 

アスレティックトレーナーとして身につける実際の知識と技術は

「健康管理、怪我予防、トレーニング、リハビリ、栄養、心理学、応急処置」

これらをスポーツ選手に対して応用しています。

 

では、そもそもスポーツと一般の人の違いはなんなのか?

それは

「身体を酷使している」

「目標が明確である」

“◯◯大会で”  “優勝するために”  “心身を最高の状態に整える”

 

という期限がある目標に対して、上記のようなスキルを使いサポートします。

 

ただ、私が考えるに、アスリートでなくても仕事で殻を酷使する人も多いですし、逆に一日中パソコンの前で仕事をしている人は体力が低迷する一方疲労の蓄積、精神面の悪化している人も多いです。

 

そんな人たちが日々、仕事に集中できるように心身のサポートをすることもできます。

スポーツ現場でなくても、やれることは同じなのです。

 

『アスレティックトレーナー=スポーツ現場』

という概念を捨てると良いでしょう。

それは、これからこの業界を目指し、スポーツ現場で働きたいと考えている人にもその方が良いです。

その理由も含めて、様々な観点でお話ししていきます。

 

アスレティックトレーナーの就職先

まず、アスレティックトレーナーを目指す人にとって一番重要なのは。

仕事があるのか?ということです。

 

個人的に

仕事=就職という概念を持っていると、厳しいです。

 

就職=正社員とお考えですよね?

 

アスレティックトレーナーの就職先は以下です。

・プロ・企業スポーツ

・トレーナー派遣会社

の2択です。

企業スポーツで就職となると、日中仕事をして午後以降のチーム練習に帯同。

場所によってまちまちですが、基本的に企業の仕事ありきです。

企業チーム所属のアスリートも、選手引退後は社業に専念します。

トレーナーもおそらく同じか、その企業自体を離れるかです。

 

仮に、企業に残れたとしても、そこからはその会社の仕事をすることになるでしょう。

 

果たしてこれで納得できるのでしょうか。

 

プロなら、そのままクビになるでしょうしね。

それでもプロでトレーナーをやった経験というのはかなりのアドバンテージですし、その後のオファーもきやすいです。

 

そして、プロスポーツでトレーナーになる方法はあります!!

が、それはここでは長くなるので、またの機会に。

 

 

一方派遣会社はスポーツチームに派遣してもらえる可能性が高いです。

これはオススメです。

あくまで会社都合ですのでかならずいきたい場所に行けるわけではありませんし、給料も低いことが多いですが。

しかし、まず、現場経験を積む、という点に関しては最高です。

実際に関西にも現場に出やすい派遣会社はあります。

 

他にも、

・整骨院

・スポーツジム

などもありますが、スポーツに特化したいというなら少し可能性は薄くなります。

 

アスレティックトレーナーの収入

プロ野球なら多い人で2,000万円ほどの年収を得ている人もいます。

これも実際の実績やスキルによります。

ある程度有名な企業なら300〜500万円ほど。

まぁ、これについても書かれている記事は多いのでそちらを参照ください。

 

ですが、これに囚われなくても大丈夫です。

 

これ以外の収入の得かたも存在します。

というか多種多様です。

 

一つは学生スポーツ

 

「強い高校じゃないとお金なんて払ってもらえないんじゃないの〜?」

と思われるかもしれませんが、私が契約してきたチームはほとんど公立高校です。

 

しかも、強豪校ではない学校も多々。

 

お金を払ってもらえるかどうかは

「そのチーム、指導者のやる気」です。

 

例えばあなたの指導、サポートを受けたいと思ったチームがあるとします。

30人のチームで一人1,000円集まれば、30,000です。

本気で勝ちたい!勝つためにはトレーナーに来て欲しい!あなたに是非来て欲しい!と思っているチームが一人1回1,000円を出し惜しみするでしょうか。

それで話が決まれば、あなたはチームに出向いて、トレーニング指導、怪我予防のエクササイズ、ウォーミングアップ、クールダウンの指導、最後に質問などを受け付けて、自分たちでトレーニングを進めていく指導をすれば良いのです。

 

それが

月1回なら30,000円

月2回なら60,000円

月4回なら120,000円

となるのです。

 

年間通してが厳しければ、冬場の3ヶ月限定でも良いでしょう。

 

しかも人数が30人とは限りませんし、1,000円でなく1,500円でも良いのです。

そして、数チームから同じように依頼を受けることができればどうでしょう?

 

学生スポーツの指導というのも面白いですし、いずれその選手たちが企業チーム、プロ選手に成長することも大いにあります。

 

その際に関係を続いていれば、専属トレーナーとしてサポートしてあげることもできます。

 

 

アスレティックトレーナーの将来性

この業界は厳しい。

甘くない。

食べていけない。

と言われることも多いと思います。

確かに甘くないですが、それはどの職業も同じです。

 

個人的にはアスレティックトレーナーの将来性はかなりあると思います。

 

上記のように冬場はスポーツ現場、それ以外は一般の方をサポートするというようなこともできるかもしれません。

スポーツ選手ではなくても、同じような意気込みで目標に向かって進んでいる人の身体と心をサポートすると職域も広がります。

 

そして、何より楽しいです。

 

同じ事をずっとできない私は、1日単位でスポーツ現場や一般の人をサポートしています。(定期的にサポートしていますが)

 

スポーツでなければダメというのはあまりにも物の見方が偏っているように感じます。

 

パーソナルトレーニング ジムやスタジオ、スポーツクラブが多くなり、もう遅いのではないか?

自分が入り込むことなんてできないのではないか?

 

と錯覚してしまうかもしれませんが

 

実際、日本のフィットネス参加率は全人口の3%ほどです。

 

需要>供給

 

で仕事はたくさんあります。

 

普通に考えて、アスレティックトレーナーは必要な存在になりますし、やり方次第ではあなたの理想のライフスタイルを送ることもできる素晴らしい仕事です。

 

 

 

 

まとめ

今年は甲子園100会記念大会

2019年にラグビーW杯が日本でもありますし

2020年には東京オリンピック

でスポーツ産業も盛り上がりを見せるでしょう。

また、医療制度の関係で、今後ますます健康に関する意識が高めなければいけないと人々が気づき始めます。

もうそういった動きが各地で広がっています。

 

まだまだ、アスレティックトレーナーの可能性は広がりますし、私ももっと勉強して、このブログでアスレティックトレーナーの可能性や実態、収入を得る方法、理想のライフスタイルを手に入れる方法を模索し、紹介していきます。

 

 

[編集後記]

アスレティックトレーナーは厳しい世界だ

というのは、仕事=就職という概念にとらわれていることも大きな原因だと思います。

フリーランスという生き方の提案もしていきたいと考えています。

 

[娘日記]

今日は娘の発表会!

全力で見て来ます!!笑

 

 

 

 

 

 

 

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