先週金曜から、三重県の高校野球部の指導でした。
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かれこれ10年間、毎月指導させていただいています。
長くやることが目的ではありませんが、良い仕事ができているかどうかの一つのバロメーターであると思っています。
そのうち、甲子園2回(春夏)プロ選手が5名
監督、コーチの日々の指導があってこそですが。0.01%くらいは影響していれば嬉しいなと思います。
そんなチームに関わった中で、なぜここまで継続できたのだろうか?という事を3つ挙げてみます。
監督、コーチが責任を一切他人に押し付けない
まず第一に、継続できたのは私のおかげでもなんでもありません。
ひとえに、監督、コーチが常に「自分達に原因がある。」というスタンスを崩さない姿勢があってこそです。
私たちトレーナーもチームが負けた時や、結果が出ないときは何が悪かったかな?と反省し振り返ります。
チームのスタッフから責任を追及されることもあります。
これは当たり前のことなのだろうなと感じます。
しかし、この高校野球のチームの監督、コーチは
負ければ
「すみません、私のせいで負けました」
勝てば
「ありがとうございます、お陰様で勝てました」
それに関わる人間は、チームを好きになるし、責任を追及されるより、もっともっと頑張るモチベーションになります。
指導内容をシンプルに
10年間、やっていること内容は変わりません。
・基礎体力向上のためのウエイトトレーニング
・野球に生かすためのスピード&アジリティトレーニング
・選手の体のケア、セルフケア方法指導
この3点です。
質を高めるためにマイナーチェンジはありますが、これをやり込みます。
よく、体を大きくするために栄養面やトレーニング面を次から次へと変えて、トレーナーにプレッシャーをかけまくり、結局一年経っても何も得られないというチームを見かけますが。
このチームは一冬越すと劇的に身体の強さが増します。
「地道にやりこむ」という事を徹底しているからです。
人間的なつながり
監督、監督の家族、選手と選手の家族、コーチ、近くの定食屋の方、様々な方とコミュニケーションをとり、人間的なつながりを作っていきました。
今や、第二の故郷のような場所になっています。
ここまでバックグランドを知ることができれば、もはや仕事ではありません。
ライフワークに近いものがあります。
おそらく契約が無くなっても、このチームに関わることが許されるならそうするでしょう。
まとめ
この10年で色々なことがありました。
変わらないこと、変わらなければならないこと、たくさん経験しました。
自分自身もただの若造から結婚、親になるという事を経験しながら進んできました。
「愛される」チーム、人であることの重要性を学び続けています
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