自分は集中力がない、と自分自身を責め続けている人。
スポーツの指導者で、あいつは集中力がない、と怒っている人。
をよく見かけます。
私も自分や人に対してついついそういった感情になる事があります。
では、この問題をどのように解決していけば良いのでしょう。
答えは「脳の機能を知る、利用する」事です。
※帰宅時の舞子駅にて iPhone 6s
モチベーションを高めると集中力が持続しない
よし!今から2時間集中して仕事するぞ!!
と、必要以上にモチベーションを高めて集中を促そうとすると、大抵の場合続かないものです。
これは感情と思考を司る「脳の前頭葉」という部分で「意識的に」行動を起こしているので、すごく疲れます。
前頭葉は思考や想像、選択など日常生活でも多く使われており、エネルギーも限られます。
そのため、すぐに集中力が途切れてしまいます。
前頭葉の体力強化 = 集中力を鍛える
前頭葉の体力を上げる事で、集中力を鍛える事ができます。
要はトレーニングと同じですね。
体力がなければ鍛えて持続すれば良いのです。
例えば、無意識に崩れている姿勢を正すように意識する、など。(専門的に正しい姿勢は割愛)
集中が仕事や勉強で途切れそうになるところを頑張って持続時間を延ばすといった方法です。
ま、これができないからみんな困っているので、最初のステップとしてはお勧めできません。
前頭葉(集中力)の節約
集中力が持続しない人は、「あれもこれも」と多くのことをやろうとしすぎています。
その都度、目の前に起きたことに対応したり、作業をしたりと前頭葉の体力を無駄に使ってしまい、結局成果も上がらず、疲れ、自己嫌悪に陥ります。そして、その感情がまた前頭葉の体力を消耗するのです。
まず、今やりたいと思っていることを半分以下に絞って、やりきってみましょう。
途中で、よくが出て「あれもこれも」病が発症しないように注意しましょう。
人間そんなに多くのことはできない。とまずは、諦めてみるのもありでしょう。
「二兎追うものは一兎も追えず」を何回も言い聞かせると良いでしょう。
そうすることで、余計な体力を節約できますし、一つのことを確実にやりきる確率が上がります。
それに成功できると満足感が得られます。
その余った体力を他の重要なことに回すと良いです。
行動の習慣化 = 小脳を利用
前頭葉の体力を節約し、一つのことをしっかりとこなす。
そして、それを継続すると「習慣化」します。
習慣化すれば、自動制御装置である「小脳」が働き始め、前頭葉の体力を使わずに集中できます。
この時点で次のことを始めれば良いのです。
今までは複数のことを同時にやって、結局疲労は溜まるが成果は得られずといった状態で自己嫌悪を繰り返していたところを、
一つずつ習慣化に到るまで継続し、習慣化されたら次というように増やして行きましょう。
まとめ
今回の事が、自然とできている人もいますし、ものすごい体力で最初から複数のことを同時進行できる人もいます。
しかし、そこを見ているだけで、落ち込んでいてもしょうがありません。
脳の機能や、様々なテクニックを駆使して自分をレベルアップしていきましょう。
ナチュラルでできてきた人より、花が咲く事が遅いかもしれませんが、確実に力をつける事ができます。
そして、その経験、過程が他の人にはない新たな強みになるかもしれません。
[編集後記]
風邪をひいていしまいました。
これからインフルエンザの流行も考えられるので、注意しなければ。
大事な試合が続きますし。
[娘日記]
便秘気味だったのですが、すっきり解消しました。
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