はじめに
アスレティックトレーナーは、スポーツチームやアスリートの主に身体面をサポートする仕事です。
それに付随して、栄養学や心理学的なところへのアプローチも必要にはなってくるのですが。
そして、どこかや誰かの”専属”トレーナーになることは一つのステータスになります。
が、何も考えずに”フルタイム”のトレーナーになってしまうことには、十分注意しなければなりません。
”フルタイム”トレーナーはその仕事を終えた後のこと、自分をしっかり考えておかなければならないでしょう。
要は、その仕事なくなっちゃったら、収入的には一気に0になるので。
トレーナーとして数チームや数人を相手に仕事をしていくことも大事ですが、これからはもっと考えなうちゃいけない。
仕事も分散して展開する。
例えば、僕の仕事の1つとして高校野球のトレーナーがあります。
2校のサポートをしてはいるけど、高校野球という分野でいうと一つです。
ラグビーのチームと契約もしていたとしたら、野球とラグビーなので2種類のスポーツに分散できています。
これを一般クライアントのパーソナルトレーナーもしていたら、一般と野球とラグビーなので3つに分散しています。
ただスポーツと一般でいうと2つにしか分散できていません。
トレーナーという職種でいうと1種類なので、大きくいうとこれは分散できていると言えません。
他業種にも見聞を広げる。コラボする。
こうなると、他業種にも目を向ける必要があります。
スポーツやトレーナーの世界もどうなるかわかりません。
かといって、他業種にいきなり手を出しても勝てるわけではありません。
なので、他業種の人と交流を図り、他業種を知る
そして、トレーナーという業種と何か相乗効果を産むようなものはないか?
と考えるのも良いです。
例えばカメラマンとコラボする。
→良い姿勢を作ってモデルさんをより良い被写体にする。
というような、コラボもありかもしれません。
そこから新たな仕事が生まれるかもしれません。
この例はまだトレーナーの域を超えていませんが、広げてはいます。
自分の職域を広げる、できれば超えることができれば、豊かになります。
スポーツの分野、トレーナーの分野だけにしがみつかなければならないという状況は年齢を追うごとに苦しくなってくるか、豊かに生活できる人は少ないからです。
最後に
学生スポーツに関わっていると、それだけで生きていくのはリスクがありすぎると考えています。
教員の働き方改革や炎天下でのスポーツ活動の規制は今後もっと厳しくなるでしょうし。
甲子園でいうとこれまでのような、面白みがなくなる可能性もあります。
そこだけで生きていっていると必ず破綻します。
コーチや監督は教員として生きていけるけど、トレーナーはそれがなくなると仕事がなくなるんです。
好きなことはできなくなるけど、生活は保証されているという立場と
仕事も収入もなくなる立場では大きく違います。
どんな職種にもリスクはありますが、トレーナーという職業のリスクはあります。
特に学生スポーツは厳しいと思います。
数ある仕事の中の一事業(30%まで)という割合でやっておく方がいいです。
とりとめのない文章ですが。
ほなの。