アスリートの競技力を高めたいなら、練習メニューより運動学習理論を知ろう。

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昨日で、合計約4日間で32時間にわたるセミナーを終え、無事修了証をいただきました。

少人数制のセミナーで、ひたすら座学と実技を繰り返すのですが、ここ最近の僕の中ではインプット量が多い4日間となりました。

その中で運動学習理論についても学んできたので、

これはシェアしたい!

と思い、まとめてみました。

どんな人に読んでもらいたいのか?

・子供の運動能力を高めてい親

・部活指導をしている先生

・アスリートを指導しているコーチ

・トレーナー

そして、人にかかわる全ての人に必要な知識だと考えられますので、ぜひご一読を。

運動学習とは

目的とする運動スキル(動き、技術)を習得すれば、一体何が得られるのか?

身体の中や脳にあるセンサーを利用し、運動を反復することで

“無意識で

その運動が行えるようになること。

です。

例えば、野球少年に

この練習(運動)をすれば、試合でホームランが打てるようになる」

と、理解させる!感じられる!

ことが大事なんですね。

そして、その動きを体が勝手に動いてしまうようにすることができるように導くことが大切です。

だから、試合中に『もっと◯◯を意識しろ!!』という指示は本来おかしいんですね。

(まぁ、それをみんな目指してるんでしょうけど、普段の指導などで以外とこれとは逆のことをやっていることが多いんです。僕も含めて)

それを説明していきます。

運動学習には段階がある

・練習が終了した後もその動作を覚えている→  保持

・練習した動作が類似した(自分の競技の動き)に反映される →  転移

スポーツであればこの転移をさせたいわけです。

どんな競技でもいきなり、理想の技術を身につけられないので、いろんな練習メニューがあるんですよね。

転移までに起こる段階があります。

①認知段階

めっちゃ意識しないと、その動きができない段階です。

動きは遅く、指示している動きができたりできなかったりする段階ですね。それを繰り返すことで運動を認知していく段階です。

そして、運動自体の認知だけでなく。

この運動をすることで、何が得られるのか?というような「価値」を感じられるように指導者は導く必要があります。

対象者が70%程度の成功率でできる課題を与えるのが最適と言われています。

成功体験も得られ、適度に失敗するくらい。です。

②連合段階

この段階では、課題の内容ではなく自分の身体感覚に目を向けられるようになる段階です。

20mの距離からシュートが何本入るか?ではなく

そのシュートの成功確率は高いけど、自分の中で

「あれ?今少し、踏み込みが甘かったかな?」

「足首の角度をもうちょい緩めてみようかな?」

など、運動スキルをさらに修正していけるようになる段階です。

③自動化段階

読んで字のごとく、意識的な要素をほとんど使用せずにその運動ができる段階です。この段階では、さらに別のことを同時に処理することができるような自動化を目指します。

ドリブル練習にディフェンダーをつける。

素振りからトスバッティング。

など、ですかね。

 

指導者や親はこのような段階を見極めながら、教えていった方が良いかもしれませんね。

これを考えると、現状ではほとんどの人が

「声をかけすぎ、教えすぎ」状態です。

確かに口頭で指導する方が手っ取り早いですし、その場での効果は出るかもしれませんが、それでは本当に運動が定着しない場合が多いことがわかっています。

すぐに教えるより、それができるようになる環境作りを考えていく方が良いことがわかっています。

 

休憩や睡眠、練習間のインターバル中に運動能力が上がる!?

練習の後に一定の時間をおくと、能力の向上が得られる。という研究結果があります。

これを

オフライン学習

と言います。

練習感覚を1時間、4時間、12時間の3つの群に分けた研究では。

4時間以上の間隔が一番効果が高かったという結果が高かったようです。(Daniel Z.Pressら2005)

なので、一日練習だったとしても午前練習が終えてから、昼食〜昼寝をしてまた練習をした方が効率が良いということですね。

(消化のことを考えてもこれくらい空けた方が良いですよね。)

結構1時間くらいでやっちゃうところ多いですから。

学生なら

朝練〜授業〜夕方練、という流れは非常に効率的です◯

朝練で基礎練習をやり夕方練はその内容に繋がる実践練習があれば、運動学習てきにはベスト。

ブロック練習とランダム練習

・ブロック練習 → 同じ動きを同じ状況等で連続して行う。

・ランダム練習 → いろんな動きを行う、同じ動きを状況を変えて行う。

といったことでしょうか。

それぞれに利点があります。

ブロック練習 →   その場での効果は得やすい。

ランダム練習 →   その場での効果は薄いが保持率が高い。

のです。

例えば、ブロック練習をさせて、より効果を実感させることで成功体験を得させてモチベーションを上げるということもできますし。

遊び感覚でいろんな動きをさせて、何日か後に気づけば目的とする動作を習得できている。という感じでもありです。

さっき書いた、運動学習の段階を考慮して、何を得させたいか?によって色々組み合わせていくと良いかもしれません。

まとめ

運動学習理論の一部を紹介、解説していきました。

(本当にほんの一部)

自然とやっていることもありますし、できてない部分もあります。

また、それぞれの状況や環境によっても難しいこともあると思います。

しかし、指導者や子供に何かを教えるような立場であれば、常にこういったことを学んでいくことが大切だと思います。

だって選手を教える立場の人間が、何も学んでいないってのはおかしいですしね^-^

参考資料 imok’s Mentorship Bodywork for Movement Development 第3版

[編集後記]

昨日は妻に任せっきりだった家事を少し。

でも、できてないことが多くて妻に迷惑をかけてしまいました。。。^-^;

ごめんね!

[娘日記]

妻の友人が遊びに来て、娘大興奮。

パパより好きかも。。。

やばい。。。

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